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心が繊細な人ほど他人の言葉を真剣に受け止めます。
しかも話を中断することが悪い事だと思っています。
しかし受け入れがたい言葉は今のあなたにとって多くの場合は不必要なので、捨てる勇気も大切です。
前回の記事うつ病歴がある人は結婚して幸せになれるのか?【結論:問題ないです】で結婚という問題に対しての内面的な対処法を紹介しましたが、今回は他人の意見に対する対処法を紹介したいと思います。
勝手に話してくる内容は、ほとんどの場合聞く必要はありません。相手への感謝の気持ちは持ちつつ『内容はスルー』しましょう。
うつ病である、または精神が不安定だ。
だから結婚したいけど不安で前向きに考えられない。
そんな不安で悩む最中で、他人からあれこれとアドバイスをもらう事でさらに悩みは深まるばかり。
うつの人は他人の意見を真剣に受け止めすぎるので、特に不安で悩んでしまいます。
私も他人のアドバイスを気にしてかなり心を悩ませました。
アドバイスする人は良かれと思って言っている場合もありますから、無下に断るのも悪い気がするので、それも悩みを大きくしてしまう要因だと思います。
しかしそうした『アドバイスに従うことは、時として大きな後悔を生み、疲弊する』ことになります。
この記事を読むことで、『他人の不必要なアドバイスは気にしなくていい理由と、受け流す方法』がわかります。
【こんな人に注意】うつの人が結婚について聞かない方がいいアドバイス
✓記事の信頼性
私は元々10年前は中等症の躁うつ病の患者で2年間引きこもり生活をしていましたが、今は寛解し社会復帰もできて、さらに結婚して家族を持つこともできています。
しかし病気になってからは、自分がどう生きていいかわからずに、家族や周りの人にたくさん迷惑をかけ、中には絶縁した人もいます。
復帰するまでには何度も失敗や挫折をしましたし、辛い思いもたくさんしました。
本ブログでは私がこれまでに経験した失敗や、復帰のために挑戦した実体験を元にしたアドバイスをします。
✓あなたへのメッセージ
本記事は、結婚についてアドバイスしてくる他人についての私の考え方と対処法の具体的なアドバイスを書いています。
この記事を読むことで
私が考える『結婚についてアドバイスしてくる人との接し方』がわかります。
前提として、あなたにバッチリ合う他人の助言はありません
大体の場合において、他人からのアドバイスはあまり参考になりません。
なぜならそれは、あなたのおかれた境遇や状態などを知らないまま、ただ主観的にアドバイスしている場合がほとんどだからです。
もし仮に両親や兄弟などの身内の方でも、あなたの深層の考えはわからないので、そこから納得のいくアドバイスは得にくいと思います。
また、少し辛口な言い方かもしれませんが、その言葉を信じて行動しても責任を取るのはあくまでもあなた自身です。
ですから不必要と思われるアドバイスに対しては悩まずにバッサリと切り捨てて問題ありません。
ですが、どのアドバイスが捨ててもいいものか基準が分からない人も多いかと思います。
今から紹介することは私の過去の経験から、「このアドバイスは特に自分には合わない」と判断した人の共通点とその理由をまとめたものになります。
では早速参りましょう。
頼んでもいないのにアドバイスしてくる人
この一択に尽きます。こちらが助けを求めてもいないのにアドバイスする人は要注意です。
わざわざアドバイスしてくれるので好意的に接してくれますし、悪気があるわけではありません。
気軽に話してくることから、あなたに親しみを感じている人だとも言えます。
ですが親しいがゆえに主観的で押し付けがましい部分が見えるのも事実です。
また、こういうタイプは大体において話が長いのが特徴です。
ですので聞き終わった後は、長い時間と大量の体力が奪われます。
しかしその長い話を聞いても参考になったのはほんの僅かです。
なぜなら、そのほとんどの場合が「アドバイスした人の願望」が含まれているものだからです。
私の経験上、こちらの環境や状態を考慮してアドバイスしてくれる人は、残念ながらこのタイプの人には見受けられませんでした。
ではその中でもさらに注意した方がいいタイプをさらに深掘りしていきます。
タイプ1 人の話題で楽しんでいる可能性がある
- 早く結婚しないと彼女(彼)がかわいそう。
- お金はいくら貯めてるの?十分に貯めてるの?
- もうすぐこの芸能人が結婚するから、合わせてみたら?そうしようよ!
まるで芸能週刊誌を読む感覚で話題を進めてくる人。
こういう人は結婚や恋愛などの色恋沙汰が大好きです。
明るい人が多いですが、深くものを考える事が苦手です。
また噂話など、他人の言った根拠のない話も自分の話のように話します。
ですので軽く世間話程度に聞いておいて、言われた事に対して深く考える必要はありません。
タイプ2 「私の意見を聞きなさい」タイプ
- 早いうちに結婚して子供を産みなさい
- 子供は〇人は産まないと一人っ子では子供がかわいそう
- 自分の時代なんてなぁ、あれでこれで…
先達の人で老婆心でアドバイスしてくれている場合に多く、「先行者として助言してやろう」という思いが強すぎる人です。
簡単に言うと、マウントを取りたがる人です。
そして大体の場合、こちらの事を目下に見て見くびっています。
こういったタイプの人は話し出すとこちらの気持ちを無視して話を進める傾向があります。
ですから、ついつい自分の価値観や経験上の苦労を一方的に語ってしまったりするので、聞いているだけでこちらが疲れます。
先に経験している人の意見は確かにとても参考になります。
ですが上記の理由から、有益な内容を聞き出すまでに大変な時間と労力を消費する場合もあります。
それにあなたとの歳が余りにもかけ離れている場合は、現代と当時の常識そのものが変わっている場合もあります。
ですから、あなたに聞く余裕がない時は、適当に話を切り上げて終わらせてしまいましょう。
遮断したいアドバイスへの対処法
とは言え「ぼちぼち話を終わらせたいんですが…」なんてストレートに断っては、相手との関係が悪化する恐れがあります。
ですので話を短くする方法として
- 相手の話がためになった気持ちを伝える(形だけでOK)
- もうすぐ何かやる予定がある事を伝える(無くてもOK)
- だから今は全部聞くことはできないんです(後日改めて聞かなくてOK)
こんな手順でやり方で切り抜けてはどうでしょうか?
例えば
「大変参考になりました。ですが○時までにこれをやらないと(ここに行かないと)いけないんですよ…。ですので是非また今度、続きを聞かせてください。」
「話の続きが気になるんですが、さっきからトイレに行きたくて…。ありがとうございました。今日はこれで失礼しますね。」
など。
「相手に感謝しつつも、惜しんで退場しなければならない」という事を伝えれば、相手もあなたも不快にならずに済みます。
最後に
参考にならない人の話を何時間聞いても、やはり有益な話はほとんど聞くことはできません。
それなら早々に話を断ち切って、自分自身やパートナーの事を考える時間に充てた方がよほど有益です。
ですがそういう人も形はどうあれ、少なからず「あなたの参考になってほしい」と思って話しているので、感謝の気持ちは持っておきたいものです。
また、話を早く終わらせてあげる事で、お互いが他の事ができるというメリットもあるのです。
ですから一概に、中断する事全てが悪い事でもないのです。
そして何より大事なことは、他人のアドバイスを聞くよりもパートナーとの価値観などを語り合う事だと思います。
それがあなたにとって一番のアドバイスであり、最適解だと思います。
ですからパートナーといっぱい笑って、いっぱい理想像を夢見て、いっぱい口論になって、最終的に「この人はこんな人なんだ」と受け入れる事ができれば、結婚してもうまくやっていけるはずです。
あなたの回復が一日でも早くなりますように。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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