うつで辛い時の4つの対処法【誰でもできる!】

前回は私が躁うつ病になった時の症状を紹介しましたが、今回はその症状が出た時や予防はどうしたらいいかのお話をします。

あくまでも私が試してうまくいった結果であって、主観的なものでしかないのですが、参考になれば幸いです。

 

結論としては

  • とにかく休む
  • 早めに病院で診てもらう
  • 栄養をきちんと摂る
  • 回復を意識した生活を送る

です。

 

難しいことではなく、ごく普通の、誰でも思いつくような方法ですが、簡単な事のようで中々できていなかったりします。

 

それでは一つずつ説明していきます。

 

うつで辛い時の対処法

うつで辛い時は、とにかく休むこと!それが最善の予防策!

心のざわつきやイラ立ち、体の不調を感じたら抵抗することなく休んでしまいましょう。

休むとはただ単に寝るだけではなくて、遊んだりくつろいだりすることも含まれます。

 

精神を病んでしまう人のほとんどはとても繊細でまじめで、手を抜くことを遠慮します。

 

ですから、

  • 休むことに抵抗感がある
  • 何か行動していないと落ち着かない
  • 何の結果も出ていないのに休むなんて…
  • 仕事してる方が落ち着く

 

という考えがいつも頭の片隅にちらついていて、中々思うように休めません。

私もギリギリまで無理する性分なので、その気持ちはとてもよくわかります。

 

ですが、しんどい時に無理に結果を出そうとしても、効率が悪かったり失敗しがちです。

逆にお風呂やトイレでぼーっとしてる時や遊んでる時に急にいい考えや悩みの解決策なんかが思いつくものです。

ここは戦略的撤退ということで、一旦休みましょう。

 

うつで辛い時の対処法はこれが一番です。

 

大丈夫、あなたの頑張りは誰かが必ず認めてくれています。

 

まずは体と心を癒しましょう。

今あなたの体が必要としているものは、「寝て、食べて、遊ぶ」ことです。

今休むことは、未来を心地よく生きるための必要手段なのです。

休むことへのうしろめたさや恥ずかしさがあると思いますが、ゆっくりと少しずつ休むことに慣れていきましょう。

うつで辛い時は判断に困ったら医者に診てもらうことが一番です

休んでも気分が晴れなかったり体の重みが取れない場合は、一度病院で診察を受けてみましょう。

 

なぜなら精神疾患は外傷が無いので、専門家以外の人が病気を判断することが難しいのです。

ですから精神科や心療内科できちんと診てもらって、医師の適切な指示をもとにして処置を施していくのがベストです。

 

また、体の不調(肩、首、背中の痛みや微熱など)が何週間も続いていて、内科で出された薬が効かない時なども一度精神科や心療内科で診てもらった方がいい時もあります。

私の場合も躁うつ病と判断されるまでに、体調不良でいくつかの病院や整体院で診てもらったんですが解決せず、内科のお医者さんから心療内科を勧められました。

 

精神的な疲労が体の不調に表われ出したら、心身にはかなりの負担がかかっていると思います。

だから、うつで辛い時の対処はできるだけ早いうちに病院で診てもらうことなのです。

 

ちなみに、精神科や心療内科はイメージとしてとても怖いイメージを持っている方もいるらしいですが、普通の病院と何も変わらない雰囲気なので、心配しなくてもいいですよ。

うつの人に知ってほしい。「体や心は食べたものでできています」

人間の細胞は食べたものをいろいろな物質に変化させて、それをエネルギーとして細胞を組み立てていって作られてます。

 

当然、質の悪い食べ物を食べると体が栄養を取り込む効率が悪かったり、粗悪な細胞が作られて、体に悪い影響を及ぼします。

それは脳も同じです。

日ごろからジャンクフードや炭水化物や精製糖を多く摂る食事をしていると、血糖値の急激な落差の関係などから気分の浮き沈みが多くなり、メンタルに悪影響とされています。

たまに気分転換で食べるくらいならいいですが、普段の食事はできるだけ栄養を考えた食事を心がけたいものです。

 

特に多く摂りたいものとして

  • 野菜
  • 海藻類
  • 乳製品
  • ナッツ、大豆

が挙げられます。

これらの食品はタンパク質、ビタミン、ミネラルを多く含んでいて、うつ病にいいとされています。

 

また食べ方にも関係があり、ゆっくりとよく噛んで味や香りを味わうことだけに集中することで、脳がリラックスした状態になり、ストレスの軽減にもつながります。これは「マインドフルイーティング」という瞑想の一種でもあり、GoogleやAppleなどの有名企業でもストレス軽減策として取り入れられています。

これはうつで辛い時の対処法だけでなく、普段の心の平穏を保つ時にもとても手軽で有効な方法です。

うつの時でも、少し余裕があれば予防や対策をしてみよう!

十分に休息を取って気分が比較的落ち着いていて余裕があるようであれば、少しずつ予防や対策をしてみましょう。

とは言っても、無理は禁物ですが。

くれぐれも、途中でしんどくなったりしたら休んでも大丈夫ですよ。

 

さて、予防策としては具体的に

  • 日光浴
  • 散歩
  • 抱きしめる行動
  • 運動
  • 音楽を聴く
  • 瞑想

などがあります。

 

これらは全て「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーパミンやオキシトシンと呼ばれるホルモンを作る行動です。

 

特にセロトニンは精神のバランスを保つのに重要で、うつの改善に役立ちます。

日光浴や散歩をすると効率よく分泌されますが、体や心が重たくてしんどい時も窓際の日光を寝転がりながら当たるだけでも、ちょっと気分が落ち着きます。

 

抱きしめる行動をとることでオキシトシンというホルモンが分泌されます。

これはお母さんが子供を抱きしめた時に「嬉しい、幸せ」と感じる時に多く分泌されていて、愛情を脳に感じさせ、情緒を安定させる効果があります。

最近では男性にもこのホルモンが分泌されることが明らかになっています。

抱きしめる行動はペットやぬいぐるみでも効果があるとされているので、落ち着きたいときにぬいぐるみをぎゅっとするだけでも効果があるそうです。

 

運動や瞑想をすることでドーパミンをというホルモンが分泌されます。

ドーパミンが出ているときは快感を感じ、集中力が増して疲労を感じない、とてもいい気分になっている時です。

楽しいことをしている時の状態ですね。

ランナーズハイなどはドーパミンが大量に出ている状態にあたります。

運動をすることができない時は音楽を聴くだけでも効果があります。

ですが、状態が良くない時はどれもやる気にはならないと思うので、そういう時は無理をせずに休みましょう。

大丈夫、楽しくなる時や動きたくなる時はある時突然やってくるものです。今はまだゆっくりと焦らず待ちましょう。

 

うつで辛い時の対処法の目的は「脳を正常な機能に治すこと」にあります。

最後に

疲れた時は何も手につかないですし、挑戦しても失敗が重なるものです。

それは誰でも同じで、そんな状態の時は気持ちが弱ってしまうものです。

ですから「私なんて何をやってもダメだ…」と思わなくても大丈夫。

ついつい思ってしまいがちですけどね…。

 

でも大丈夫です。そういう気持ちになっても、ずーっと続くわけではないです。

そして、余裕ができて気が向いた時に少しずつ気持ちが楽になる方法を試していけばいいだけです。

そんな感じで気張らず焦らず気長に行きましょう。

 

あなたの回復が一日でも早くなりますように。

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。

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